2013年2月21日木曜日

さよならこんにちは

ちょっと間が空きました。

ようやくというか、4月にhageXileのライブが一本入りましたので
まだ時間があるけど、ペダルのセッティングとかを考えたりまた欲しくなって
しまったりしている日々です。

マルチに繋いでヘッドホンで音を作ってみても、おそらくアンプで
鳴らすとまた違うのだろうという予測もあるとはいえ、発見がありますね。




DEADMAN GOESの制作が終わってからだいぶ経ってきました。


アルバム後半の3曲は、特に思い入れが大きくて

時系列的にもレコーディングに費やした約2年のなかでも
完成に向かっていったときに出来ていったりしたので、

長くなってしまそうですw



M-8。「サワディカップ」

もうギターがどうとか音がとか言う前に、本当に大切に曲です。
僕にとっても。

この曲も、僕が参加する前からあった曲で、
keyは違ったけど、ディテール以外はほぼ出来ていた曲でした。
しゅんじがいたときもライブではやってたみたいだし。

僕が参加してわりとすぐにライブでやっていましたが

それだけに というか、いろいろな思いが折り重なり、

記録されているサワディカップになるまで3年を
もしくはそれ以上を費やしたとも言えます。


アルバム後半3曲のダイナミズムはそこにあるとも言えるのですが、
メンバーひとりひとりの思いが たとえば りゅうじの思いが
山内の思いでもあり、キャンさんの思いでもあり、ウカチンの
思いでもあり、僕の思いでもあり 各々の思いが各々の思いであり

バラバラですれ違っているのにひとつに帰結していくような、折り重なりなくして
このアルバムは完成しなかったと思います。


思い返すとすれは奇跡のような出来事だった気もします。


その奇跡を今、紐解くのはなかなか難しいです、多分。


でも今までと同じようにテクニカル面やアレンジやプレイのディテールに
宿っているものもあると信じて

書いてみます。


まずこの曲は、アルバム中唯一打ち込みやサンプリング、シンセが
入っていない曲です。

なのでかどうか、ギター録りもいちばんなんどもやり直した気がする。
主に音作りの面で。


この曲だけギター3本使いました 結果的に。やまちゃんパート入れると4本か。


録音前、ライブでやりながら自分の弾いているパートを作っていっている
なかでも
この曲はコードや展開が多いので、いかにループ的な筋を通すかと、
いかに展開に合わせてギアを変えていくか

つねに考えたり悩んだりして作っていきました。3年間。


本当は8小節ごとに解説したいぐらいだけど、まあそこは
やめときます。。w

最終的には本当に納得の行く、かなりいいギターアレンジングになっていると
思っています。


個人的には、Bメロ1:01「大きな荷物を〜」からのアルペジオが、
あそこに行きつくまでかなり試行錯誤しつつ出来たのもあり
アルバムの中でも1、2を争うぐらい気に入っているフレーズです。


後半の歪んでからのパートは、やまうちPにあおられ(笑)
アルバム中唯一ぐらい、かなりエモーショナルに弾いた。



この曲は、ほんとキーワードだったり 参照とか誰々を意識してみたとか ないんです。


アロウズでしかないしアロウズにしか描けない、普遍。



願わくばひとりでも多くのひとの大切な日常や人生に 寄り添うような

そんな曲になってくれたらいいなーと ほんと思います。



信じた道が別れてたとしてもね。




ではでは。サワディカップ!